ほぼ日刊イトイ新聞で
糸井重里と明石家さんまの
対談「さんまシステム」で
いいのが続くわけないですから。
ダメなときもあるんです。
<中略>
もう、それはね、いってみれば、
「ダメなときにどう止めるか」
これだけなんですよ。
<中略>
負け分をどうおさえるか。
<中略>
ジョージ・フォアマンと
モハメッド・アリが試合したときに
アリが言ったんですけど、
「わざとボディを打たせるんだ」と。
どういうことかというと、
「わざと打たせたボディは効かないんだ」
というんですね。
<中略>
やっぱり、「あかん」というときは
なにをやってもダメなんです。
そういうときには、打たせなきゃいけない。
わざと打たせたら、耐えられるんですよ。
<中略>
もう、流れが決まってるときは、
どうしようもないですから。
とくに、負けてるときはね、
もう、どうおさえるか、なんです。
<中略>
勝負強い人と、
ただのギャンブル好きが大きく違うのは。
ダメな人は、負けてるときにも
同じ金額をかけていくわけです。
あかんときには、
ここを下げたらいいだけなんですよね。
それだけのことなんですよ
長く続けるコツって、
「ダメなときに、ムキに攻めずに、
でも止めずに、いかにローギヤでいくか」
逆に言うと「頑張り過ぎない」ってことなのかもしれないですね。
さんまさんは本当に人生を楽しんでるなぁ