3年で辞めた若者はどこへ行ったのか

読みました。

若者はなぜ3年で辞めるのか?の続編

わたしは、平成的な価値観だと自分で思ってましたが

この本を読むと、結構昭和的価値観だったんです。

 

「本来自給3000円の人間を1000円でこき使うのは悪だが

自給1000円分の仕事しかしない人間が

3000円もらう事もやはり悪なのだ。」と

いうのはほんとそうだと思います。

 

大阪府で問題になってるのも、こういうことじゃないでしょうか。

 

はじめに
第1章 キャリア編
昭和的価値観1「若者は、ただ上に従うこと」--大手流通企業から外資系生保に転職、年収が二〇倍になった彼
昭和的価値観2「実力主義の会社は厳しく、終身雇用は安定しているということ」--新卒で、外資系投資銀行を選んだ理由
昭和的価値観3「仕事の目的とは、出世であること」--大新聞社の文化部記者という生き方
昭和的価値観4「IT業界は3Kであるということ」--企業ではなく、IT業界に就職したという意識を持つ男
昭和的価値観5「就職先は会社の名前で決めること」--大手広告代理店で、独立の準備をする彼
昭和的価値観6「女性は家庭に入ること」--女性が留学する理由
昭和的価値観7「言われたことは、何でもやること」--東大卒エリートが直面した現実
昭和的価値観8「学歴に頼ること」--会社の規模ではなく、職種を選んで転職を繰り返し好きな道を切り開く
昭和的価値観9「留学なんて意味がないということ」--大手企業でMBAを取得後、安定を捨てた理由
第2章 独立編
昭和的価値観10「失敗を恐れること」--大企業からNFLへ
昭和的価値観11「公私混同はしないこと」--サラリーマンからベストセラー作家になった山田真哉氏
昭和的価値観12「盆暮れ正月以外、お墓参りには行かないこと」--赤門から仏門へ、東大卒業後、出家した彼の人生
昭和的価値観13「酒は飲んでも呑まれないこと」--グローバルビジネスマンからバーテンダーへ
昭和的価値観14「フリーターは負け組だということ」--フリーター雑誌が模索する、新しい生き方
昭和的価値観15「官僚は現状維持にしか興味がないということ」--国家公務員をやめて、公務員の転職を支援する生き方
昭和的価値観16「新卒以外は採らないこと」--リクルートが始めた、新卒以外の人間を採用するシステム
コラム(1) 企業に求められる多様化とは
昭和的価値観17「人生の大半を会社で過ごすこと」--職場にはりついているように見える日本男子の人生
昭和的価値観18「大学生は遊んでいてもいいということ」--立命館vs昭和的価値観
コラム(2) 二十一世紀の大学システム
昭和的価値観19「最近の若者は元気がないということ」--日本企業を忌避しだした若者たち
昭和的価値観20「ニートは怠け者だということ」--「競争から共生へ」あるNPOの挑戦
第3章 新世代編
昭和的価値観21「新聞を読まない人間はバカであるということ」--情報のイニシアチブは、大衆に移りつつある
昭和的価値観22「左翼は労働者の味方であるということ」--二一世紀の労働運動の目指すべき道とは)
コラム(3) 格差のなくし方
あとがき