メキシコ麻薬戦争: アメリカ大陸を引き裂く「犯罪者」たちの叛乱
を読んで

メキシコの抗争が酷くなるのは、

陸続きで世界一麻薬を浪費するアメリカがあるためです

目次
第1章 ゴーストーイントロダクション
PART1 歴史
第2章 ケシー麻薬生産の黎明期
第3章 ヒッピーー第一次麻薬ブーム
第4章 カルテルーメキシコ麻薬組織の形成
第5章 麻薬王たちー三大カルテルの時代
第6章 政権移行ー高まる戦争の足音
第7章 戦国時代ーカルデロンの「麻薬戦争」
PART2 内臓
第8章 運び屋ー麻薬戦争とマネー・ロンダリング
第9章 殺し屋ー殺人という仕事
第10章 文化ーマフィアの音楽・映画
第11章 信仰ーギャングの宗教
第12章 犯罪的蜂起ー体制に挑む暴力
PART3 運命
第13章 捜査ースパイと裏切り
第14章 拡大ー国際化する組織犯罪
第15章 多様化ー犯罪の多角化
第16章 平和ー麻薬戦争終結への道
謝辞
参照文献
訳者あとがき


麻薬の密輸などを資金源にする、

犯罪組織が暗躍するメキシコ。。。

組織同士の抗争などで、

年間1万人以上が命を落とすという異常事態が続いています

多くのカルテルが見せしめの為に

残虐な殺人をネットにアップしていて

それは、カルテルに逆らうなという事

メキシコ連邦警察は、汚職にかかわったなどの理由で

約3200人の警察官が免職されました

警察官は、普通に袖の下を要求してくる。。。

麻薬戦争の最大の犠牲者は子どもたちで

麻薬関連の抗争に親が巻き込まれ、

親を亡くした子どもたちがたくさんいます。

なかには親が殺害される現場に居合わせてしまった子もいます。

子ども自身が犯罪組織にリクルートされて、

殺し屋になることもあります。

麻薬は、アメリカ社会で大量消費されているからこそ、

そこに近いメキシコが、麻薬流通の一大根拠地になっているので

メキシコだけでは麻薬戦争は解決しないでしょうね