トラジャコーヒーとは、インドネシア・トラジャ地方で
栽培されている「トラジャアラビカ」と呼ばれる、
アラビカ種の中でも最高峰のコーヒーです。
17世紀末にインドネシアのコーヒー栽培が始まり、
オランダ王室で御用達のコーヒーでした。
インドネシアのスラウェシ島の中部の標高1200mの
山岳地帯で栽培されています。
気候は日中には強い日差しが降り注ぎ、
昼夜の温度差が15度以上と厳しい環境です。
年間降水量は3000mm、平均気温が20〜22度と、
気温・雨量・地質などの条件がアラビカ種の栽培に
とても適した理想的な土地です。
山岳地帯に住んでいる農民が、
それぞれに小さな農園を所有しています。
その小さな農園で、無農薬で栽培していて、
収穫も一つ一つ大切に摘み取り、
脱穀やふるい分けを何度もハンドピックで行い選別し、
袋詰めします。
優しい苦味で、独特で芳醇な香りや
豊かな甘みが特徴のコーヒーです。
クリームのようななめらかさや、
力強いコクのあるコーヒーの味が口中に広がります